運送会社を経営していると、顧客を多数抱えることができても、後に新車への買い替えが大きな出費になってしまいます。消耗品故に仕方のないものではありますが、後にトラックの買取りを行う会社へと売却することを決めている場合、新車時から徹底した管理や洗車を行うことは最善策になります。まずは新車を購入した時点で車体に会社名や連絡先をペイントする運送会社もありますが、ペイントではなくラッピングシートに印刷をしたものを車体に貼り付ける方法に限定することは良い選択肢になります。実際にトラックの買取り会社では社名を消すために手数料が発生する場合も多いので、ラッピングシートであれば簡単に剥がせるので問題はクリアできます。
次に全てのドライバーに対して何らかのパーツを取り付ける場合、穴開け加工を禁止することも必要です。車体の外装面ではなく運転席回りのキャビンに取り付けるパーツなどが該当しますが、穴開け加工で固定をするのではなく、超強力両面テープで固定することを徹底するだけでトラックの買取り時にマイナスになることは無くなります。洗車も重要になり、大型車両専用の自動洗車機がありますが、資金を費やせない場合では高圧洗浄機を購入し、洗車用の洗剤を混ぜることができる機種や、業務用のコーティング剤も販売されているので、洗車後にコーティングを済ませる方法でも綺麗な車体を長く維持することができます。この範囲であれば高額になることはなく、トラック買取りでの査定額に期待をするには十分な方法です。